先日、紙漉き事業説明会で発言をしましたが、紙漉きだけでなく、パンやクッキー、織物など障害のある人たちが働く作業所で作られた商品はどうやって値段がつけられるのか?逆に値段をつける側として迷うことがああります。
例えば、和紙の値段を付ける場合、材料代や水道光熱費、広告宣伝費など経費として使った分は簡単にわかって損しないように値段に反映することができますが、人件費はどうか?という問題にぶつかってしまいます。
当然、人件費だから最低賃金は譲れないだろうということになります。でもいろいろな理由で人件費を最低賃金ベースで算出することができないのが現実です。こんなことを言えばお叱りをうけるかもしれませんが、障害のある人、特に重度の障害をある方の作った商品に値段をつけるのが難しいです。
仮に最低賃金やそれ以上の賃金を考えて商品を作ったとしても、よっぽどの付加価値をつけないと売れないのが現実です。
高い付加価値をつければいいじゃないか?実際にひとりの職員で考えるのは無理です。
複数事業所連携をしたり、こうして「おこしやす」で企業と共同開発したりして付加価値を高くしていくことが理想ではないでしょうか?
みなさん、おこしやすに是非、ご参加ください!
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