2010年12月21日火曜日

人材育成 スキルアップ 複数連携事業



今日はJAゆうハートの所長さんに複数連携事業の今後の進め方についてご指導いただきました。
「後継者づくり」が大切とのお話を聞き、私にはそれができているのだろうか?と考えると、至らぬ点の多いこと。
自分自身が満足に仕事ができないので、後継者のことなど考えるなんて百年早いと思いました。
しかし、甲賀地区の高齢者サービス事業所はみんな一丸となって、スキルアップに励んでおられます。
紙漉き事業説明会も甲賀地区に負けないよう、がんばりたいですね。
皆さん、いろいろとお力添えください。

2010年12月20日月曜日

県外視察へ行ってきました!東京・千葉方面


11月25日、26日に6名の紙漉き事業所の職員で東京 東久留米市の社会福祉法人森の会 バオバブと千葉県浦安市の特例子会社大東コーポレートサービス、リクルートスタッフィングクラフツへ行ってきました。ご報告はまた後ほど。今回は写真だけアップしておきます。

紙漉きにおける重度者支援 第九回 紙漉き事業説明会

紙漉きをしている事業所では、多くの重度障害者が作業に関わっています。
支援する側として、重度障害者の支援について勉強をしなければいけませんね。
という訳で、今回はいきいきの前田さんを講師にお迎えして勉強をしました。

11月11日の第九回紙漉き事業説明会の報告です。
重度障害者であっても、工賃を支払うことは大切だという前田さんのお話でした。
詳しいことは議事録に掲載しています。ご参考に。

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議事録から抜粋です。

なぜ授産活動に取り組むのか 
授産活動に取り組むのは、給料をもらうことは家族、社会人として認めらてもう存在感や達成感を獲得することを目的としている。工賃は基本給は2000円で日給を支払っている。低賃金なのが課題であるが、できるだけ多くの賃金を分配したいという想いからバザーや祭りなどで販売して収益を得ているとのこと。

2010年12月17日金曜日

ケンタ紙?第七回 紙漉き事業説明会 議事録

10月28日(木)に第7回 紙漉き事業説明会を実施しました。

ワークセンターバンバンの和紙漉き事業の取り組みなど学びました。

バンバンの「ケンタ紙」、とても面白い紙です。私たちもこういう姿勢が必要だと思いました。
議事録から抜粋します。

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バンバンで主力商品の一つに「ケンタ紙」という紙がある。ケンタとは利用者の名前で、ある時ケンタさんが和紙の材料にいたずらをしたことがキッカケで紙が生まれた。

利用者の創造性が大切であることを痛感した。利用者のいたずらを真剣に捉え、職員が研究した結果、ケンタ紙が生まれた。

ケンタ紙の作り方は二種類の楮を使う。ハイターで漂白した楮と生の楮を使い白と茶色のコントラストを出す、材料の繊維の長さも工夫して雲竜の紋を出すことに成功している。支援の現場ではマニュアル通りに作業するように利用者支援を行なうが、枠に当てはめず創造性に任せることも必要。一方、職員も利用者の創造性を見逃さず、商品化できるかもしれないという嗅覚をもつことも必要。このような努力の結果、バンバンではたいへんユニークな紙が作られている。