ワークセンターバンバンの和紙漉き事業の取り組みなど学びました。
バンバンの「ケンタ紙」、とても面白い紙です。私たちもこういう姿勢が必要だと思いました。
議事録から抜粋します。
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バンバンで主力商品の一つに「ケンタ紙」という紙がある。ケンタとは利用者の名前で、ある時ケンタさんが和紙の材料にいたずらをしたことがキッカケで紙が生まれた。
利用者の創造性が大切であることを痛感した。利用者のいたずらを真剣に捉え、職員が研究した結果、ケンタ紙が生まれた。
ケンタ紙の作り方は二種類の楮を使う。ハイターで漂白した楮と生の楮を使い白と茶色のコントラストを出す、材料の繊維の長さも工夫して雲竜の紋を出すことに成功している。支援の現場ではマニュアル通りに作業するように利用者支援を行なうが、枠に当てはめず創造性に任せることも必要。一方、職員も利用者の創造性を見逃さず、商品化できるかもしれないという嗅覚をもつことも必要。このような努力の結果、バンバンではたいへんユニークな紙が作られている。
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